骨粗しょう症
骨粗しょう症とは
骨の量が減ることで骨がもろくなったり、骨折しやすくなります。女性が多いイメージだが、男性のほうが多く4人に1人。男性の場合、治療を行わない人が多く、重症化しやすいので、骨粗しょう症を原因とした大きな骨の骨折が多い。
原因
年齢によってバランスが崩れ、骨の吸収で失われた部分を埋めるための骨形成が追いつかなくなり、骨の量が減って骨粗しょう症になりやすい。女性の場合は、女性ホルモンが少なくなり、コントロールしているエストロゲンも低下するため、骨が急速に低下する。男性の場合は、カルシウムやビタミンDの不足、アルコール依存症で骨粗しょう症になります。
症状
骨粗しょう症の最初は背が縮んだ気がする、腰が曲がってきたような気がするが、酷くなってくると身長が縮んでくる、背中や腰の曲がり、背中や腰の痛みのせいで寝込むことが増えたり、転倒やくしゃみ、ちょっとしたはずみで骨折したり、手首や背骨、太ももの付け根は骨粗しょう症になる確率が高いです。
治療
乳製品や小魚、海藻などカルシウムを多く含む食品を摂るだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKが豊富な魚介類や納豆なども積極的にとったり、バランスの良い食事を心がけること。そして、運動は増やすこと、バランス運動やストレッチをして、転倒しないように筋力やバランス力を身につけること。
予防
ウォーキングや階段を使うといった運動や掃除や洗濯、布団の上げ下ろしなどが運動や無理しない程度に体を動かすことを意識すること。そして、塩分の多い食事やインスタント食品やスナック菓子などを食べ過ぎないこと、ビタミンやカルシウムが幅広く摂れるようバランスのよい食事を心がけることが大事です。