肩の凝りに効くツボとは
・肩を回してないと辛い
・石が乗ってるみたい
・たまに手が痺れる
・何もしていないのに肩が重い
こんな慢性的な【肩こり】でお悩みの方に、効果的な「つぼ」のご紹介です。
そもそも「つぼ」とは。
正式には経穴(けいけつ)と言います。
この経穴は東洋医学での治療で使う特別な治療点です。
重要な筋肉や血管や神経の走行上に位置していたり、体性-内臓反射等で医学的にも関連があり、現在ではWHO(世界保健機関)においても治療効果が認められています。
そして、その経穴は経絡(けいらく)と言って気や血の通り道と考えられているラインにあります。
何か身体の不調がある場合、その経絡のラインにも問題があり、経絡のラインにあるつぼを治療する事で、身体の不調を改善するというものです。
【肩こり】で考えると、単純に肩を通る経絡を選択します。
肩を通る経絡の1つに足の少陽胆経(あしのしょうようたんけい)というものがあります。
目の外側から始まり、耳と頭を通り、肩、体幹外測、大腿部外測、下腿外測、外くるぶし、足の4指外測の爪甲根部に終わります。
この経絡の中でオススメのつぼがあります。
肩井(けんせい)というつぼです。
うつむいた時にでっぱる首の付け根の骨(第7頸椎棘突起)と肩先の骨(肩峰)を結んだ中間の位置です。
少し盛り上がっていて押すと痛かったり、気持ち良かったりする部分です。
ここを反対の手で押します。
できる人は押したまま反対に首を傾けます。
さらにできる人は、そのまま下を見る様に首をひねります。
【肩こり】がある人は肩井が硬くなっていたり張っていたりします。
気持ち良いくらい、もしくは痛みを感じる手前の強さで押したり、首を動かしましょう。
※やり過ぎは注意です。
※1回10秒以内で行い、左右交互に3セットを目安に行いましょう。
このような刺激を入れる事で肩血流が良くなり【肩こり】改善への効果が期待できます。
つぼ押しはこのような形で行うのが良いでしょう。
そして、つぼは筋肉が固まりやすい所に設定されている事が多いという研究結果も出ています。
なので、固い筋肉がある所とつぼが重なっているとも考えられています。
よく言われるのがトリガーポイントと重なっていると言われています。
トリガーポイントとは、筋肉が固まってしまい、そこに症状が出るのではなく離れた部位に症状を引き起こすというものです。
トリガー=引き金という意味で、例えば目が痛い時、目に原因は無く、首の後ろにある筋肉が固まる事によって、目の奥の痛みを引き起こしている事があります。
関連痛と言います。
その場合、目の治療をしても痛みは取れません。
勿論、目自体に異常がある場合は目の治療が必要なので、まずは眼科に行く事をお勧めします。
しかし、それで異常が無かったり、痛みが改善しない場合は筋肉が原因になっている可能性が高いです。
首の後ろにある筋肉の硬い所をピンポイントで押してあげると目(痛い所)に響く所があります。
この硬い所がトリガーポイントです。
筋肉が凝り固まってしまった状態のものです。
痛覚過敏部位とも言われています。
あとは、マッサージや鍼などでピンポイントで刺激すると「あ、そこ!」や「悪い所はそこだ!」という感覚が起こる部位があります。
認知感(にんちかく)という感覚で、ここの部位が本当に悪い部位(原因)なのです。
責任トリガーポイントとも言われています。
根本的な改善には、ここをどうにかする必要があるのです。
そして、何故その様な責任トリガーポイントができてしまうのか?
簡単に言うと「使い過ぎている」か「使わなさ過ぎているか」です。
1番は力が入っているのに筋肉の長さが変わってない状態(立ちっぱなしや座りっぱなし)が長く続く事で筋肉が固まり、責任トリガーポイントが形成されてしまいます。
これは、1ミリ単位で軽い肉離れをしている状態です。
怪我をしているのと同じです。
しかし、生命に関わるものでは無いのと、他の正常な筋肉で普段の動きはまかなえてしまうので、身体自身でそこを治そうとしないのです。
そのため、慢性的な肩こりが存在してしまうのです。
PRIES汐留では、
触れるレントゲンとも言われる【MPF手技療法】や【トリガーポイント鍼治療】で【肩こり】の原因筋に1ミリ単位でアプローチし、症状を改善していきます。
他にも
【姿勢矯正】
【骨盤矯正】
【マイオセラピー】
を最適に組み合わせ、【肩こり】が引き起こりにくい身体づくりをご提案します。
【肩こり】でお困りの方は、一度ご相談下さい。
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